近況
腫れた足のことを書いたっきり更新していなかったので、色んな人から連絡を頂き、ご心配をおかけしました。足の方はすっかりよくなりました。といっても実は少々痛みが残っていますが、病院で検査したら特に問題はないようなので、後は完治するまでもう少し時間がかかるだけのようです。
さて、ネパールの近況はと言うと、ずっと政治的に不安定な状況は続いていて、様々なグループによる抗議行動としてしょっちゅうバンダ(強制的ゼネストと訳されますが、大抵は道路封鎖)が起こり、それが日常化しています。
その上、最近では強盗や誘拐事件、殺害事件が頻発していて、その度に家族や友人によるバンダが起こっています。何でもかんでもバンダで抗議を表明しようとする最近の傾向、まったく解決策になっていなく、結局影響を被るのは一般市民であって、政治レベルへの影響は限られています。
誰もがバンダと宣言すればこうした抗議行動を行えるこの状況は、民主主義の証だと言う人もいるけれど、これはどう考えても「民主主義」の履き違えです。
ネパール人の友人が、最近のネパールは全く秩序がなく、インド化していると嘆いていました。これまでももちろん軽犯罪は起こっていたのでしょうが、最近は急増していると言います。世界的な不況の影響はネパールにも及んでおり、加えて最近は物価の高騰が激しく、こうした状況下、安易な考えで誘拐や強盗で少しでもお金を手に入れようとする人が増えているようです。
・・・と暗い近況だけでは何なので、もう少し明るい話題も。
ここ一月ほどでネパールは雨季に入り、例年に比べればまだまだ雨量は少ないものの、街中のほこりが少しは落ち着き、緑も大分増えてきました。私の部屋からは山が綺麗に見えるはずが、これまではいつもかすんで陰くらいしか見えていなかったのに、最近はくっきりと山が目の前に広がっています。そして、飛行機に乗れば、眼下には素晴らしい緑のじゅうたんが広がっていて、これぞネパールか、とようやくネパールの大自然の美しさに触れています。今朝はなんと私の家の屋上からヒマラヤ山脈がくっきりと見え、なんともすがすがしい朝でした!
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